SUNDAY FOLK MANAGEMENT

BLOG ブログ

【BOSS ブログ】令和5年度東京大学学部入学式 祝辞の中のメッセージ

こんにちは、BOSSです。

先日新聞を読んでいたら、グローバルファンド 保健システム及びパンデミック対策部長の馬渕俊介氏が、今年の東京大学学部入学式の祝辞において述べられたメッセージの記事を目にしました。

祝辞全体の構成としては、冒頭文は「いっぱい学んで、いっぱい遊んでください」と言った内容をお話しされています。

そして、本編は(1)夢について (2)経験について となっていて、それぞれものすごく興味深いお話しなのですが、私が非常に感銘を受けたのは最後の締めの「人生のリスクについて」と言う内容です。ちょっと長くなってしまいますが、一部抜粋して下記します。

『Dropboxというウェブサービスの創業者が、MITの卒業式のスピーチで、こんなことを言っていました。人生は日にちに換算すると、3万日しかないと。私はすでに、1万7千日を使っています。皆さんは、大体すでに7千日近く使っています。そして次の1万日は、もの凄く速く過ぎていきます。

時間がすごく限られている中で、考えるべきリスクは、何かに失敗するリスクではなくて、難しい挑戦に踏み込まないことで、成長できず、なりたい自分になれないリスク、世界に対してしたい貢献ができないリスク、行動を起こさずに「現状に留まることのリスク」だと思います。

(中略)

パナソニックを創業した経営の神様、松下幸之助の「道」という、私の座右の詩があるのですが、そこで彼はこんなことを言っています。一部を引用します。

“自分には自分に与えられた道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。”
(『道をひらく』(松下幸之助著、PHP研究所、1968年)より引用)』

以上、馬淵氏の祝辞の本当に一部抜粋ですが、皆さんはどう感じますか?

私は社員を含め、当社の従業員全員にいつも「チャレンジをしなさい」と言い続けています。

失敗やミスは怖れなくてよい、「失敗」とは自分から見た一方向からの価値観であって、自分にとっての失敗は、ともすれば自分以外の誰かにとってはとてもハッピーな何かを生み出すことであり、もしそうであるならば、「自分の行い(チャレンジ)が自分以外の誰かのためになる」と言う、自分の価値観だけで見た「成功」などよりも何倍も何百倍も尊いことなんだよ、と。

この世に生まれ毎日の生活を送ることは、余裕などなく自分の事で精一杯、と言うのは私など小さな人間はもちろん、誰しも思うことだと思います。

が、そのいっぱいいっぱいの人生の中で、少しだけ、ほんのちょっとだけでも、「今日はこれに挑戦してみよう!」、「今年はこういったことにチャレンジしよう!」と考えてみませんか?

大きなことじゃなくても良いのです。

仕事や勉強につながることじゃなくても良いのです。

そして、「誰かのため」のチャレンジじゃなくて良いのです。

なぜなら、そのあなたの行い(チャレンジ)そのものが、この世の誰かのためになるからです。必ず。

2023年4月17日 BOSS

良ければ、馬淵俊介氏の東京大学学部入学式 祝辞 全文を読んでみてください。

引用:東京大学HP

令和5年度東京大学学部入学式 祝辞(グローバルファンド 保健システム及びパンデミック対策部長 馬渕 俊介 様) | 東京大学 (u-tokyo.ac.jp)
記事一覧へ

INSTAGRAM

View all